散歩

犬の散歩

朝からいつも通り犬の散歩に出かけて、歩いて50m位の所にある家のおじいさんが立っていました。おはようございますと挨拶をかわし、どうしたんですかと尋ねたら母屋の庭に鹿が死んでいて役場に引き取りに来るように電話したけど、まだ来てくれないんじゃとのことでした。そこに鹿おるやろとおじいさんが指さしたので、私は恐る恐る確認すると枯れ木のように穏やかに裏庭の崖にもたれかけている鹿を見ました。私が手を合わせたらおじいさんは笑っていましたが、命あるものなので合掌させて頂きました。

 

犬2匹の散歩が終わり、その日の午前中に猫を動物病院に連れて行く予定をしていました。2週間ほど前その子は避妊手術を受けたので抜糸をして頂く為の受診です。でも犬の散歩で毎日2時間歩いているので、私の疲労がだいぶと溜まっていて行くかどうかためらっていました。やっと重い腰を上げ午前11時過ぎに車に乗り込みました。

 

北風のとても強い日で庭の雑貨がうっかり道路の反対側の側溝飛んでしまっていました。危ないし通行の邪魔になるからすぐ拾って片づけようと側溝を覗きこんだら、今度はそこに狸が死んでいました。毛が半分以上抜けていて病気を持っていたのでしょう。とても小さい狸でした。

 

動物は病気にかかっていると思われると仲間外れにされる種類もいると聞くので、ひょっとしたらその子も仲間外れにされて寂しくここで命が尽きてしまったのかもしれないと思い合掌しました。

 

その後お昼までに動物病院へ行き無事猫の抜糸をして頂き、傷はきれいに治っていて、毛も生えそろってきて順調ですなと獣医さんに仰っていただきました。自分も動物もみんな生かされている存在で、改めて感謝しなきゃと心に思いました。